柳に風

... とはいかない日々の記録

非正規とボーナス問題

12月はたしかボーナスの時期だったと記憶しています。

もう長いこともらっていないので忘れかけていました。

一般的に派遣などの非正規労働者はボーナスがありません。

じつはボーナスが出る派遣もあるのですが、額は少ないです。

そんな時期なので、非正規でボーナスがもらえないのは悲しいことなのか考えてみました。

 

私は若い頃、田舎と呼ばれる地域で一般的な事務の正社員をしていたことがありますが、総収入は派遣である今の半分以下でした。もちろんボーナスももらっていました。

当時は結婚していて元夫の収入があったので、そんな金額でも生活できていました。

若い頃は結婚して夫に養ってもらう人生プランだったため、自分で稼ぐ能力が低かったのです。小学校の卒業文集に「手に職をつける」と書いたのをすっかり忘れていました。

話が逸れました。

 

今は田舎ではない地域の派遣ですが、転職情報収集中に正社員求人が目に入ることがあります。

そうすると、派遣の私とそう変わらない年収の正社員求人が普通にあることが分かります。

注:素晴らしいスーパーエリートな方々向けの求人はもちろん除きます。

 

ほとんどの正社員求人には賞与ありと書いてありますが、年収が同じなら、つまり月収を減らしてボーナスを出すことになります。

月収を減らすと会社にとって都合がいいこともありますね。

外国の会社だと年俸制のところもあるようです。

総収入を12回に分けて支給するならボーナスなしで、日本式にボーナスを出すなら1回分の金額が減るわけです。

またボーナスをもらっても、自分のためだけには使えない状況の方もいらっしゃるでしょう。

 

私は生活費(+老後の備え)のために働いているので、必要な金額をもらえれば、ボーナスがあろうがなかろうがどちらでも構わない心境です。

これは私が自分の生活費分だけ稼げばいい身軽な立場で、老後までの期間が短いから言えることかもしれません。

 

何の話だったか分からなくなってきましたが、いろいろ考えると、自分なりに働く目的や必要な金額がはっきりしていれば、ボーナスがもらえないからといって悲しむ必要はないかなーと思ったのでした。